警備員を辞める前にやることリスト|退職準備と転職で後悔しない流れ

警備員を辞める前にやることリスト|退職準備と転職で後悔しない流れ

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警備員を辞めたいと思っても、勢いだけで退職を決めるのはおすすめしません。夜勤がきつい、24時間勤務が合わない、機械警備の発報対応がつらい、人間関係がしんどい。そう感じると、「もう辞めたい」と一気に気持ちが傾くことがあります。しかし、準備不足のまま退職すると、次の仕事が決まらない、収入が途切れる、家族に不安を与える、退職後の手続きで困るなど、別の問題が出てくることがあります。焦って動いた結果、余計に後悔することも少なくありません。

警備員を辞めること自体が悪いわけではありません。大事なのは、辞める前に何を確認し、どの順番で動くかです。この記事では、警備員を辞める前にやっておきたい準備を、転職・お金・退職手続き・引き継ぎ・家族相談の面から整理します。

なお、そもそも辞めるべきか迷っている段階なら、先に警備員を辞めたいと思ったら|後悔しない判断基準と転職先候補で判断基準を整理してから読むのがおすすめです。

この記事でわかること

  • 警備員を辞める前にやっておきたい10のこと
  • 辞めるときにやってはいけないこと
  • 退職後の手続き・受け取る書類の一覧
目次

辞める前に、まず確認すべきこと

最初に確認したいのは、なぜ警備員を辞めたいのかです。ここが曖昧なまま退職すると、次の仕事でも同じ悩みを繰り返す可能性があります。焦って動くほど、この「なぜ」の部分が抜け落ちやすくなるので、慌てず一つずつ書き出してみることをおすすめします。

  • 夜勤や24時間勤務がつらいのか
  • 機械警備の発報対応が合わないのか
  • 施設警備の人間関係がつらいのか
  • 給料に不満があるのか
  • 将来性に不安があるのか
  • 警備の仕事そのものが合わないのか
  • 今の会社や現場だけが合わないのか

夜勤がつらいなら、次は日勤中心の仕事を選ぶ必要があります。夜勤・24時間勤務のつらさは、警備員の24時間勤務がきつい理由|夜勤がつらい人の対処法と働き方の見直し方でも整理しています。機械警備の突発対応が合わないだけなら、施設警備や日勤警備に移ることで改善するかもしれません。自分が機械警備のどこに負担を感じているかは、機械警備が合わない人の特徴|きつい理由と向いていない人の共通点も参考にしてください。

ここで理由をあいまいにしたまま次の仕事を選んでしまうと、転職先でも似たような不満が出てくることがあります。「辞めたい」という気持ちの奥にある、具体的な原因を一つずつ言葉にしていく作業は、遠回りに見えて実は一番の近道です。

警備員を辞める前にやることリスト

警備員を辞める前にやっておきたいことは、次の10個です。すべて完璧に準備してからでないと辞められない、という意味ではありません。ただ、確認しておくほど、退職後に慌てるリスクは減ります。順番通りに進める必要はなく、自分の状況に合わせて、優先度の高いものから取り組んでみてください。

1. 辞めたい理由を整理する

警備員を辞めたい理由が感情だけの状態だと、転職先を選ぶときに判断がぶれます。夜勤がきついなら日勤中心の仕事を、機械警備が合わないなら施設警備・別業界を、人間関係がつらいなら会社・現場を変える選択肢を、というように、悩みと方向性を対応させて考えてみてください。「なんとなく辞めたい」という気持ちのままだと、次の職場でも似たような理由で同じ悩みに戻ってきてしまうことがあります。

2. 今の会社で改善できる余地を確認する

退職を決める前に、夜勤回数を減らせないか、機械警備から施設警備へ移れないか、日勤中心の勤務に変えられないかなど、社内で改善できる余地がないか確認しましょう。相談しても何も変わらない、体調や生活に支障が出ているなら、外の選択肢を見るべきタイミングです。相談する際は、感情的にならず、具体的な希望条件を伝えると、会社側も検討しやすくなります。

3. 転職先の候補を調べる

退職してから探すより、在職中に情報収集しておく方が安心です。警備員から転職しやすい仕事については、警備員から転職しやすい仕事7選|経験を活かせる転職先と失敗しない選び方で詳しく整理しています。どの求人サービスを使うか迷う場合は、警備員の転職サイト・求人サービスの選び方|悩み別の使い分け方も参考にしてください。複数のサービスを併用しながら、条件のいい求人を比較していく進め方が現実的です。

4. 求人を見て収入と勤務時間を比較する

頭の中だけで考えていると、「今より良くなるはず」と思い込みやすくなります。月給・基本給、固定残業代の有無、夜勤手当・資格手当、賞与、勤務時間、年間休日、通勤時間まで、実際の求人票で確認してください。夜勤手当がなくなり短期的に収入が下がる可能性がある一方、生活リズムが整うといった長期的なメリットもあります。短期の手取りだけでなく、数年先の働き方まで見据えて比較することをおすすめします。

5. 家計と貯金を確認する

次の仕事が決まっていない状態で辞める場合、収入が途切れる期間が出る可能性があります。毎月の生活費、家賃、保険料、ローン返済などを確認し、できれば数ヶ月分の生活費を見ておきたいところです。生活費の見通しがないまま退職すると、焦って条件の悪い求人を選んでしまうことがあります。家族がいる場合は、より慎重に、余裕を持った計画を立てることをおすすめします。

6. 家族に相談する

家族がいる場合、退職や転職は自分だけの問題ではありません。なぜ辞めたいのか、次にどんな仕事を考えているのか、収入がどれくらい変わる可能性があるのかを一緒に話すと伝わりやすくなります。理由と準備を説明できれば、ただの勢いではなく、考えたうえでの判断だと伝わります。家族からすると、突然「辞める」と言われると不安になるものです。早い段階で共有しておくことが、後々の安心材料になります。

7. 退職時期を決める

就業規則で何日前までに退職を申し出る必要があるか、次の職場の入社日、有給消化の日数、引き継ぎに必要な時間などを確認します。警備業はシフトや配置の都合があるため、急に辞めると現場に迷惑がかかりやすく、可能な範囲で計画的に進めましょう。賞与の支給時期が近い場合は、そのタイミングも踏まえて退職日を検討する価値があります。

8. 有給休暇や残業代を確認する

残っている有給休暇の日数、未払いの残業代がないか、夜勤手当や当直手当の支給漏れがないかを確認しましょう。給与明細、勤怠記録、就業規則、雇用契約書は、必要に応じて見返しておくと安心です。退職前は精神的に早く離れたい気持ちが強くなりがちですが、お金まわりを確認せずに辞めると、後から困ることがあります。

9. 引き継ぎ内容を整理する

担当していた現場、注意が必要な契約先、鍵やカードの扱い、報告書の書き方、管制や責任者への連絡ルールなど、自分しか知らない情報は簡単にまとめておくとトラブルを減らせます。ただし、会社側が管理すべき情報まで、すべて一人で抱え込む必要はありません。最低限の引き継ぎをしておくことで、自分自身も後味悪く辞めずに済みます。

10. 退職後の保険・年金・雇用保険を確認する

次の会社がすぐ決まっていない場合、健康保険の切り替え、国民年金の手続き、雇用保険の離職票、失業給付の手続きなどが必要になります。退職時には、離職票、雇用保険被保険者証、源泉徴収票、健康保険資格喪失証明書などを受け取ることがあります。すべてが同じタイミングで渡されるとは限らないため、何がいつもらえるか確認しておきましょう。次の会社がすぐ決まっている場合は、転職先で手続きしてもらえるものもあります。

📍 現場目線

引き継ぎで、意外と忘れやすいこと

機械警備の現場で働いていて感じるのは、退職時の引き継ぎで一番忘れやすいのは、「トラブルが起きやすい契約先の傾向」だということです。マニュアル通りの業務内容は誰でも書き出せますが、「この現場は雨の日にセンサーが誤作動しやすい」「この時間帯は電話が集中しやすい」といった、経験からしか分からない情報は、意識しないと引き継ぎ資料に残りません。

こうした情報を残さずに辞めてしまうと、後任者が同じ苦労を最初からやり直すことになります。退職を決めたら、最後の勤務までの間に、自分が「これは自分しか知らないかもしれない」と思うことを、思いつくたびにメモしておくことをおすすめします。まとめて書こうとすると、抜け漏れが出やすいものです。

もう一つ意識したいのが、引き継ぎの相手が誰になるかによって、伝え方を変えることです。同じ業界の経験者が後任なら、専門用語を使って要点だけ伝えれば十分ですが、未経験者が後任になる場合は、もう少し丁寧に、なぜその対応が必要なのかという背景まで説明しておくと、後任者も安心して引き継ぎを受け止められます。

辞めるときにやってはいけないこと

無断欠勤のまま辞める

どうしても限界に近い場合でも、無断欠勤のまま退職するのは避けた方がいいです。警備はシフトや現場配置がある仕事なので、突然いなくなると現場に大きな影響が出ます。体調不良や精神的に限界なら、まずは欠勤連絡や相談をしましょう。無断欠勤が続くと、懲戒解雇として処理される可能性もあり、その後の転職活動にも影響が出かねません。

会社や上司の悪口を言いながら辞める

退職理由が人間関係や会社への不満でも、感情的にぶつけるのは避けた方がいいです。「一身上の都合により、退職を希望しています」など、簡潔に伝える方がトラブルになりにくいです。感情的な言葉を残すと、退職後も嫌な後味が残りやすく、思わぬところで評判に影響することもあります。

次の収入の見通しがないまま辞める

勢いで辞めると、一時的には楽になるかもしれません。しかし、次の収入がない状態が続くと、金銭的な不安が強くなり、焦って条件の悪い求人に応募してしまうことがあります。可能であれば、在職中に応募先の候補を作ってから退職する方が安全です。焦りは、転職活動における判断ミスの最大の原因になりやすいものです。

会社の備品や貸与品を返却しない

制服、社員証、社用携帯、鍵など、会社から借りているものは、退職時にきちんと返却しましょう。返却が遅れると、給与や退職金の支払いが保留されたり、トラブルの原因になることがあります。何を返却する必要があるか、事前にリストにしておくと安心です。

どうしても言い出せないときは

退職は、直接または書面で自分の意思を伝えるのが基本です。ただ、強い引き止めにあって話が前に進まない、上司に直接伝えるのが精神的に難しい、体調を崩していて対面がつらい——そういう事情で、どうしても自分で切り出せない人もいます。そういうときの選択肢のひとつが、退職代行サービスです。無断欠勤のまま音信不通になるより、第三者を通して正式に退職の意思を伝える方が、トラブルになりにくく、離職票などの手続きも進めやすくなります。

退職代行を使う前に知っておきたいこと

退職代行を利用する場合でも、有給休暇の消化、貸与品の返却方法、離職票などの必要書類の受け取り方法は、事前に確認しておくと安心です。多くのサービスでは、こうした手続きの相談にも対応しています。「退職代行を使う=会社と一切関わらなくてよくなる」というわけではなく、最低限のやり取りは発生することも理解しておいてください。

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自分で言い出すのが難しいときの選択肢

退職代行Jobsは相談無料です。有給の消化や貸与品の返却方法、離職票の郵送なども相談できます。費用やサービス内容は公式サイトでご確認ください。

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辞める前に転職活動を始めるメリット

収入が途切れにくい、焦って求人を選ばなくて済む、今の会社と比較できる、家族に説明しやすくなる——こうしたメリットがあります。転職活動を始めることは、すぐに辞めることではありません。求人を見るだけでも、今の会社に残るか、別の仕事を選ぶかの判断材料になります。

「辞めてから探す」のリスク

辞めてから転職活動を始めると、収入が途切れる期間の焦りから、本来なら選ばないような条件の求人にも応募してしまうことがあります。特に、生活費の余裕が少ない場合、この焦りは判断力を大きく鈍らせます。在職中に動くことで、「今の職場に残る」という選択肢も常に手元に残しながら、比較検討ができるのが大きな利点です。

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まずは無料で、求人を見比べてみよう

登録や相談は無料です。今の働き方と比較するだけでも、退職の判断材料になります。

辞める前の最終チェックリスト

  • 辞めたい理由を書き出した
  • 今の会社で改善できる余地を確認した
  • 警備業界内で移れる仕事を調べた
  • 別業界の転職先候補を調べた
  • 求人を見て収入と勤務時間を比較した
  • 家計と貯金を確認した
  • 家族に相談した
  • 就業規則を確認した
  • 退職時期を考えた
  • 有給休暇の日数を確認した
  • 引き継ぎ内容を整理した
  • 退職後の保険・年金・雇用保険を確認した

すべてにチェックが入らなくても大丈夫です。何も準備しないまま辞めるより、ひとつずつ確認しておく方が後悔しにくくなります。チェックが埋まっていない項目があれば、それが今の自分にとって「まだ整理できていない部分」だと捉えて、退職を決める前にもう少し時間をかけてみてください。

? よくある質問

警備員を辞めるときは何日前に言えばいいですか?

まずは就業規則を確認しましょう。警備業はシフトや現場配置があるため、可能なら早めに相談した方が現場への影響を抑えやすいです。

次の仕事が決まっていなくても辞めてもいいですか?

体調や精神面で限界なら、無理を続けるべきではありません。ただし、できれば在職中に求人を見て、応募先の候補を作ってから退職する方が安心です。

警備員を辞める理由はどう伝えればいいですか?

細かい不満をすべて伝える必要はありません。「一身上の都合」「今後の働き方を見直したい」など、簡潔に伝える方がトラブルになりにくいです。

有給休暇は退職前に使えますか?

残っている場合は、退職前に取得できるか会社へ確認しましょう。退職日との関係やシフト調整もあるため、早めに相談することが大切です。

警備員を辞めた後、どんな仕事に転職しやすいですか?

施設警備、ビルメン・設備管理、ドライバー、工場・製造、介護、事務・管理系などが候補になります。今の仕事で何がつらかったのかを整理し、同じ悩みを繰り返さない仕事を選ぶことが大切です。

引き継ぎはどこまでしっかりやるべきですか?

自分しか知らない情報(契約先の特徴、トラブルの傾向など)は、可能な範囲でメモに残しておくと安心です。ただし、会社全体の管理事項まで一人で抱え込む必要はありません。

退職代行を使うと、会社に迷惑をかけることになりますか?

正式な手続きとして退職の意思を伝える方法のひとつなので、迷惑行為にはあたりません。無断欠勤や音信不通で辞めるより、退職代行を通して正式に手続きを進める方が、会社側にとってもトラブルになりにくいです。

貸与品の返却が終わっていないと、退職金は受け取れませんか?

会社の規定によりますが、返却が完了しないと支払いが保留されるケースもあります。何を返却する必要があるか、事前にリスト化して確認しておくとトラブルを避けやすくなります。

まとめ|警備員を辞める前に、準備してから動こう

警備員を辞めたいと思うことは、甘えではありません。ただし、勢いだけで辞めると、次の仕事やお金、手続きで困る可能性があります。なぜ辞めたいのか、今の会社で改善できる余地はあるか、収入と生活費は大丈夫か、家族に相談できているか、退職時期や有給、手続きは確認できているかを確認しましょう。準備を進めるほど、辞めるかどうかの判断も、より納得感のあるものになっていきます。

退職はゴールではありません。大切なのは、辞めた後にどう働くかです。焦って辞めるのではなく、準備してから動く。それが、警備員を辞めた後に後悔しないための一番大事なポイントです。この記事のチェックリストを、実際に一つずつ確認しながら進めてみてください。

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